模型制作の練習

コスモゼロへの道。

練習台15号(SDCS クロスボーンX1)

練習台15号はSDガンダム クロスシルエット クロスボーン・ガンダムX1。制作開始は2020/07/21、完了は2020/08/04。

 

練習台15号、SDガンダム クロスボーン・ガンダムX1を組み立てた。実物(?)通りではなくデフォルメされて3等身くらいになっている。その割に成型色だけでも塗装の大部分が表現されていたり、口が開くギミックがちゃんとあったりして、うまいこと出来てるなぁ。

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このキットのゲート痕は小さくて目立たないようになっているが、未処理のままで全く見えなくなるわけでもないので、デザインナイフやヤスリや接着剤でなるだけ目立たなくなるよう処理した。これ練習を始めた頃に比べると少しは上手くなってるぞ。

頭の側面、肩、脇、脚の側面に合わせ目がある。頭、脇、肩の一部の合わせ目は接着剤でふさいだ。この箇所については、乾燥を待ってからヤスリをかけなくてはならない。

肩のバルカン砲と脚の合わせ目はナイフとヤスリで削って筋彫りふうにした。肩のほうはイマイチだが目立たない箇所だからまぁいいか。脚のほうは割と上手くいった。やったね。

残作業は 1) 接着した合わせ目へのヤスリがけ、2) シール貼り、3) 一部塗装、4) トップコート。順調にいけば今月中にできちゃうな。

 

頭部側面の合わせ目(写真1)は先日接着剤で溶着した。これにヤスリをかけたら割とうまく跡が消えた。よく見るとポツポツと痕跡はあるが許容範囲かな?成形色が白であることも幸いしたかもしれない。いえーい。

胴体側部、脇の下の合わせ目(写真2)はヤスリをかけても白い筋として残った。そこで、ゲート痕の白化を消すのと同じ発想で、白い筋に流し込み接着剤を塗ってみたところ、いくらか改善した。

それでも仕上がりはあんまり良くないが、もともと目立たない箇所なのでこれで済ませることにする。あとでトップコートを吹いたらもう少し目立たなくなるかなぁ。

今回の塗装はサーフェイサー等の下地無しで部分塗装(写真3)。塗装箇所の周囲にマスキングテープとマスキングゾルを使ったうえで、水性アクリル塗料を希釈せず筆塗りした。

希釈無しで塗料の粘度が高くても、マスキングテープの下に塗料が流れ込むのは防げなかった。しかも、塗面の仕上がりはよろしくない。

マスキングせずに、真面目に希釈した塗料を重ね塗りするべきか。細い箇所には筆ではなくペンを使ったほうが良さそう。とにかく修練を重ねるしか無いなぁ。

また、ザンバスターの大きな鍔の縁に黄色を塗るにあたり、曲線で囲まれた部分をマスキングするためにマスキングゾルを使ってみた。塗料の流れ込みが起きなかったのは良かった。

ただ、余計なところまでマスクされて塗り残しが生じたので、あとで塗り直さなくてはならない。塗装が難しい不定形領域にはマスキングゾルを塗るのも結局難しいということが判った。

フレキシブルスラスターの黄色い部分にはマスキングせずにいきなり塗ってみた。これは意外なほどうまくいった。

 

このキットのゲートはもともと小さく痕が目立たないように作られているが、全く見えなくなるわけでもない。一つ一つをデザインナイフやヤスリで処理し、それでも白化して残った箇所には流し込み接着剤を点づけした。

少しだけシールを貼って仮組みしてみると、デフォルメされている割に成型色だけで塗装の大部分が表現されていたり、口が開くギミックがちゃんとあったりして感心しきり。

頭の側面、肩の一部、脇の合わせ目は流し込み接着剤で溶着し、乾燥後にヤスリをかけた。頭部については概ねうまく解決したが、肩と脇については合わせ目の痕が白化して残った(流し込み接着剤が足りなかった?)。その上から接着剤を塗ってヤスリをかけなおしたりしたがうまく消せなくて、墨入れペンで暗く塗ってごまかした。最終的にトップコートまで吹いたら、完全に消えはしないまでも目立たなくはなった。

肩のバルカン砲と脚の側面にある合わせ目は、ナイフとヤスリで削ってスジ彫りふうにした。脚の処理は割と上手くいったと思っていたが、あとで墨入れしたら元からあるスジ彫りよりも墨が濃く入った。ヤスリがけが不十分でキメが粗くなっていたせいかな。

成形色やシールで表現されていない塗装については自分で塗った。配色については箱絵ではなく手元の原作コミックの扉絵などを参考にして決めた。両拳は甲までグレイ。両脚の正面にある凹みは塗装無し。ザンバスターの鍔は金色もしくは黄色。

下地塗装はせず、タミヤのアクリル塗料を希釈せず筆塗りした。マスキングテープやマスキングゾルでマスクしてから塗った箇所では、テープの下に塗料が流れ込んだり、ゾルの塗りかた自体がうまくなかったりして、大体しくじってリカバーに手間を取られた。流れた塗料はナイフ、セラミックブレード、ヤスリで削り取り、その痕はトップコートでかなりごまかせた。しかし、ほとんどの塗装箇所は残念な仕上がりになった。

例外として、背面のフレキシブルスラスターの黄色い部分は、マスク無しで面相筆で塗ったところ、意外なほどうまくいった。百均のネイル用の面相筆って、もっと高価な面相筆より使いやすいな。

残りのシールを貼り、墨入れをして、仕上げにトップコートを2回吹いた。

 

(追記)

キャナルシティ博多4Fにあったラオックスが撤退する少し前に値引き販売していたものを購入。食玩以外でタッチゲートのキットを扱ったのはこれが初めて。合わせ目を塗装無しで見えなくなるようにしようとしたり、X1の複雑な色分けを部分塗装で再現しようと努めた。うまくいかないことも多かったが、比較的短期間で完成させた。