模型制作の練習

コスモゼロへの道。

練習台11号(2199メカコレ コスモファルコン)

練習台11号は宇宙戦艦ヤマト2199 メカコレクション コスモファルコン。加藤機風に塗装。制作開始は2020/06/09、完了は2020/12/01。

 

宇宙戦艦ヤマト2199メカコレクションのコスモファルコンを加藤機として塗装するという課題に取り組んだ。自分にはちょっと難しいかなと思いつつ作業を始めたものの、ちょっとどころか想像よりずっと難しかった。背伸びしすぎ。

そのうえ途中で何度も問題が発生して頭を抱えて手が止まった。記録によると開封は6月9日。最後のトップコートは12月1日。いくらなんでもメカコレ1体に半年がかりって。

塗装はいつも通りタミヤの水性アクリル塗料を筆塗り。機体色の灰色は、クロームシルバー(X-11)にダークグレイ(XF-24)とスカイグレイ(XF-19)を混ぜて作った。パンフの絵の通りにはならないまでも、くすんだ銀色がまぁまぁうまく作れたかと思う。

過去にシルバーにつやありの黒(X-1)や青(X-4)を混ぜて塗ったときには、乾燥とともに黒や青の色味が薄れていく現象を経験した。透明プラ板に塗ってみたときに判ったところによると、色の粒子が沈殿するらしい。今回はそうなったようには見えなかった。混ぜた塗料がつや無し(XF)だったからフラットベースが何かしら働いたのか、それとももともと同系色だから変化が見えづらいのかは不明。

いつのまにか機尾の左側を破損。破損箇所の形は右側の対称箇所を90度回転させたものと同じであるように見えたので、右側で型をとって修復パーツを作ってみたが、どうにも不出来。パテを買ってきて使えばよかったのかな。

機首の左右両側に貼る「100」という番号は透明タイプのデカールシールで作った。これを小さく切ったところ、粘着面を保護するセロハンが剥がしづらくなってしまった。どうにか1枚だけは剥がして左側に貼ったが、他は予備も含めて使えなかった。デカールシールをあまり小さく切ってはダメという教訓。

垂直尾翼の左右両側に貼る「誠」の文字は白地タイプのデカールシールで作った。これはうまく貼ることができた。貼ったあと文字の周囲を塗料で塗ったが、シールの縁を隠しきれなかったのは残念。白地の白が切断面から見えていて、塗料でうまく潰れなかったということかしらん。

機体の上下を別々に塗装したあと合わせたところ、仮組みのときより合わせ目が目立つ結果になったのも残念。主翼の腹側の塗装もうまく合っていなかった。塗装と組み立ての順番はもっとよく考えなくてはならないという、これも教訓。

 

(追記)

機尾の突起の破損、主翼垂直尾翼の特徴的な塗り分けなどのため練習台10号(コスモゼロ 完結編風)以上に苦しんだが、いつまでも完成しなくて練習が先に進まないのもよくないから、どうにか区切りを付けた。

エーワンのデカールシールは作ってから長く放置すると台紙から剥がれづらくなる、ということも後に解った。作業効率を考えるといろんなシールをまとめて作りたいが、すぐに使わないシールを作っても結局無駄になるだけ。