模型制作の練習

コスモゼロへの道。

練習台23号(HG ガンダムG40)

練習台23号はHG 1/144 ガンダム G40 (Industrial Design Ver.)。制作開始は2021/05/02、完了は2021/09/23。

 

模型制作練習台23号、HG 1/144 ガンダム G40 (Industrial Design Ver.)のまとめ。いつものようにタミヤの水性アクリル塗料で筆塗り。今回の課題は次の通り。

1) シールを使わずに全塗装すること。
2) 可動をなるだけ妨げないように塗装すること。
3) クロスボーン・ガンダムX1風に塗装すること。また、3)に付随して、
4) 塗り分け箇所にスジ彫りを追加すること。
5) HGUCのX1(これが練習台24号)の紺色部分の成形色に似せて塗料を調色すること。

2)のため、厚塗りを避けてサーフェイサーを使わなかった。しかし、異なる成形色の上から同じ色を塗ったときに色味が違ってしまうのも避けたい。また、白いパーツに白を塗ると塗ったのかどうか判りづらそう。そこで、下地として明るいグレイを塗ってみた。初挑戦。

ぶっちゃけ、今回やってみて何よりも大変だったことは、このグレイの上から白を塗ることだった。白が下地のグレイをほとんど隠ぺいしないから、ひたすら白を重ね塗りをする羽目に陥った。結局これ厚塗りになっちゃってるんじゃないの。マズいなぁ。

さらに、可動を意識しすぎて胴体側の首の付け根や肩関節の付け根あたりを塗らなかったのも失敗だった。そのあたりはもっと塗っといても全然問題じゃなさそうだった。仮組みのときの観察が不十分だった。

4)のように、何もないところにスジ彫りを追加するのも今まであまりやったことが無かった。今回やってみると、これもなかなか難しかった。瞬間接着剤で埋めてやり直した箇所もある。

完成品を見ると、遠目あるいはパッと見ならばともかく、近くでよく見ると塗装の未熟さがしっかり表れているんだよなぁ。やはりまだまだ修行が足りない。学びもあったけれども、もっと練習しなきゃ練習。

しかし、ポーズを工夫してアクションベースに取り付けてディスプレイケースに飾ると、わりかしカッコいい気がする。やったね。

 

壊したものの一つは写真1枚目のガンダムG40。右肩後ろのビームサーベルの軸を折った。これは肩から抜き差しできるようになっていたはずだが、接着したからもう抜けない。

 

(追記)

白い塗料の隠ぺい力の低さに苦しめられた。練習課題を欲張りすぎたこともあり、練習台11号(コスモファルコン)練習台17号(FG ガンダム)に続き、作りながら「もうこれ完成しないんじゃないか」と思ったものの一つ。

しかし完成品の出来映えには概ね満足。あちこちの関節の構造が面白い。引っ越しのときにサーベルの持ち手の軸を壊したのは残念だが、肩に挿したまま飾って眺めるぶんには問題無し。