模型制作の練習

コスモゼロへの道。

練習台27号(トミカ かにクレーン 中古破損品)

練習台27号はトミカ かにクレーン。フックの部品が欠けた状態の中古品を修復して塗装した。作業開始は2021/07/29、完了は2021/08/10。

 

先日散歩の途中で、3号線沿いの中古専門店2nd STREETに初めて立ち寄った。大型の店舗だからか知らないが、店舗名に「スーパー」が付いてスーパーセカンドストリート箱崎店と言うそうな。

店内に映画のDVDは全く見当たらなかった。プラモデルも目ぼしいものは無かった。その代わり、トミカはたくさんあった。家畜運搬車(牛の模型が付属)は見つけられなかったものの、前田製作所の〈かにクレーン〉を2個見つけた。110円と220円で悩んで安いほうを購入。

帰ってから開封してあらためて眺めると、フック部分が欠落していた。破損品だから安かったんだな。

そんなわけで、これを練習台にして修復および塗装に挑戦することにした。23号から26号まで平行して作業途中だったので、これは27号。記録によると作業開始は7/29(木)、完了は昨日8/10(火)。

最初の難関はフック制作。パーツを少しいじる程度なら今までにもやったことはあるが、何もないところから作り起こしたのは初めて。いい経験。しかし、本来の寸法をろくに調べず作ったものだから余計に長くなった。失敗失敗。

(追記)写真6の(13)の「8角形に切って」は誤りで、正しくは「6角形に切って」。

 

フックを接続するため、滑車にあたる部分にも補強などをした。瞬間接着剤やパテを盛り、ヤスリで削って形を整えたところ、面や角が真っ直ぐにならず不格好な仕上がり。ここもプラ板を使わなきゃダメだったんだな。これもいい経験。

実物のかにクレーンの緑は、トミカの緑よりも明るい色に見える。この実物の緑に少しでも近づけるため、水性アクリル塗料の白とクリヤーグリーンを混ぜて明るい緑を作って塗装した。

また、アーム(本当はブームっていうらしい)の2段目、脚(本当はアウトリガっていうらしい)の先のほう、操縦悍(なのかな?)はジャーマングレイで塗装した。ただし、操縦桿の左端だけは赤にしてみた。

出来上がりの写真を拡大して見ると、まだまだ筆塗りが上手くないなぁっていうのを実感する。アップの写真も載せようと準備したが、見れば見るほど粗が見えてくるのでボツにした。練習練習。

また、フックを無駄に長く作ってしまったので、アームや脚を畳むとフックが地面に着いてしまうようになった。残念。

それでも、展開状態にして部屋の隅に飾っているぶんには割といい感じ。100点満点ではないにしても結構満足。

 

(追記)

かにクレーン前田製作所の製品で、複数の種類がある。トミカのかにクレーンは現存するどの種類とも違っており、過去のもののミニチュアなのか、それとも大まかな特徴のみをなぞったものなのか判らない。色も複数種類あるようだが基本は緑らしい。